キッチンの勝手口

キッチンに勝手口を設けるべきかどうか迷う人も多いのではないでしょうか。

勝手口を設けるメリットは、ゴミを捨てる際に家から外へとサッとゴミを出せることです。
キッチンで出るゴミは分別が必要で、ゴミ箱の数も多いです。
また、キッチンから出るゴミはにおいがあったり、水気があったりするものが多いです。
室内にこれらがいつまでもあると衛生的にも良くありません。
そこでキッチンに勝手口を設けることでこれらのゴミを早く屋外へと出すことができ、数多くあるゴミ箱も外へ並べておけば、キッチンスペースを占領することもありませんし、衛生的にも安心です。
また、勝手口を設けることで採光や通風も得られます。

デメリットは、防犯面です。扉があれば鍵の閉め忘れも当然ありえます。玄関の施錠はしっかりと行われることが多いのですが、裏の勝手口ともなると忘れてしまうこともしばしばです。キッチンの勝手口が裏側に位置すると狙われる確率も高くなります。また、勝手口を設けることで冬は寒さを感じやすいのです。キッチンで家事をしながら冷たさを感じるのはイヤだ!という人も多いのです。キッチンに勝手口を設ける際には必要性をしっかりと考えないと、設けたけどほとんど開け閉めすることなく使用する機会がないということになれば意味がありません。

キッチンだけでなく、洗面室に勝手口を設ける際にも利用頻度が高ければメリットを感じやすいのですが、必要性が低いとデメリットになってしまうのです。暮らしをイメージして動線として最適かどうかを判断し、勝手口を設けるかどうか決めましょう。

屋根下の空間

屋根の下の空間をどのように利用しているでしょうか。二階の1/2未満のスペースであることと、天井高1.4m以下であれば床面積に含まれず、二階建てとして設計できる魅力を活かし、ここに大型の収納庫を設ける家庭が増えています。収納するスペースは欲しいけど、居住スペースが狭くなるのはイヤだと考える人も多いだけに、この屋根下のデッドスペースを上手に活用させるのです。

しかし、ここに収納するのは使用頻度の低いものやワンシーズンしか使わない物などを収納するスペースとして適しています。例えば、雛人形や兜、鯉のぼり、クリスマスツリーなどの季節もののアイテムや扇風機や石油ヒーターなどのワンシーズンしか利用しない大きさのある電化製品、アルバムや賞状、トロフィーなどの思い出の品、趣味が多い人は趣味道具を整理する場所としてもいいでしょう。これらを一か所でまとめて整理できるので物の出し入れもしやすく、居住スペースを狭めることなく大容量に物を管理できるのであるととても重宝するのです。普段使わない物をここにストックして、居住スペースをスッキリとした空間が保てるようにしましょう。

この収納スペースへの行き来をどのように行うかということも重要です。今までは急こう配なハシゴでの行き来することが多かったです。しかし、ハシゴでの行き来は大きさのある物や重さのある物を出し入れするのが大変ですし、危険も伴います。また、高齢になった時には利用しにくいため使い勝手の悪い収納スペースとなってしまうのです。そこで固定階段で行き来できる小屋裏収納にするのです。物の出し入れがしやすく、安全性が高まり、高齢になった時でも利用しやすいのです。固定階段で行き来できる小屋裏収納を設けて物がきちんと整理できる住まいを目指しましょう。

平屋住宅

平屋住宅は、暮らしやすく安全性の高い住まいと言えます。住宅内の事故で多いのが階段手の転倒や落下事故です。平屋住宅は住宅内に階段がないことでこれらの事故の心配がなく、安全性の高い住まいなのです。また、住宅内の移動に階段を挟まないため、部屋からへ部屋への動線が短くなります。住宅内の移動のしやすさは暮らしやすさにも繋がるため老若男女問わず暮らしやすさを実感できることでしょう。

また、掃除の際も掃除機を抱えて階段を上り下りする手間がかかりません。また、階段を設けることで階段の下にはデッドスペースが生まれてしまいます。しかし、平屋住宅は階段がないのでその分間取りをコンパクトにすることができますし、そのスペースを有効活用して収納を増やすこともできるのです。二階建て住宅の二階は子ども部屋を設ける家庭が多く、この子ども部屋は子どもが巣立っていった後は使用しなくなることが多いため、平屋住宅は無駄なスペースを作らずにすむことにもなるのです。

ワンフロアなので家族が互いの気配を身近に感じることができますし、家で孤立する場所がなく、家族が自然とリビングに集まりやすくなります。家族のコミュニケーションを増やすことにも繋がりますし、家族の一体感を得られます。そして、風通りの良さも実感できることでしょう。二階建て住宅は、一階と二階で空気の循環がされづらいことがあるのですが、平屋住宅の場合は窓を開けると風が全体に行き渡りやすいのです。庭との一体感も得られますし、魅力の多い平屋住宅はこれから人気を高めていきそうです。

パントリーのプランニング

パントリーとは、食料や調理道具、普段使わない食器などを貯蔵、収納するための小さな部屋、もしくはスペースのことです。
キッチンやダイニングなどに隣接させる場合や、キッチンスペース内にプランニングされるのが一般的で、必要なものをすぐに取りにいくことができ、強い日差しを避けるような場所に設置しましょう。

小部屋を確保する場合
内部には棚を設けますが、奥行きを取りすぎないのが、使いやすさの基本です。家電製品を使用するならコンセントを設け、換気用窓や換気扇などが必要な場合もあります。ドアは、普段は開け放し、来客の時には閉めて隠せる引き戸タイプも良いでしょう。

玄関(勝手口)からパントリーを通って、キッチンに行くことができるウォークスルーのパントリーは、買い物から帰宅し、そのまま荷物をパントリーに置けるので、使い勝手がよいです。
家事コーナーを兼ね、カウンターや棚を設置して、繕いものや、家計簿をつけ、学校のレターや町内会のお知らせなどをまとめておくスペースがあるのも便利です。

壁面を利用する場合
システムキッチンの周辺収納ユニットが充実しています。幅や高さのバリエーションが豊富で、食品や食器、家電などに合わせ、収納しやすい工夫された棚やラック、引き出しなどが揃っています。スペースや収納するものに合わせて組み合わせる事もでき、デットスペースになりやすいコーナー部分を利用したタイプなどもあります。

収納プランを考えるときは、何を、どのくらい、収納するのかを明確にすることが基本です。常時ストックしている食品の品目と量をリストアップし、将来も考え、子供が増えたり成長したりして、収納するものが増えるケースも考えましょう。

家事を集中して行えるスペース

主婦が憧れる空間は、家事を集中して行えるスペースです。この家事専用スペースは、家事の中心であるキッチンと、そのキッチンとよく行き来を頻回に行う洗面室を繋ぐ形で設けておくといいのです。そうすることで家事動線が集約され、家事を行う上で無駄な動きがなくなり、効率よく行うことができるのです。

キッチンと家事室の境には建具で仕切っておきます。そうすれば生活感あふれる部分を見られる心配がありません。洗面室と家事専用スペースの境には建具を設けることで、家事専用スペースを個室という感覚で利用でき、家事や育児の合間のママの休憩場所としてホッと一人の時間を過ごすことができます。建具を設けずウォークスルーにしておくことで建具を開け閉めするワンアクションがなくなり行き来のスムーズさが高まります。

家事専用スペースの天井には室内干しを設けておきます。洗面室に設置している洗濯機で洗濯物を洗い、横に数歩動くだけで洗濯物を干せるのです。雨や雪などの悪天候時や夜洗濯を行った場合、外出して帰宅が遅くなる場合など洗濯物干し場に悩んでしまいますが、このような室内干しがあると便利です。そして乾いた洗濯物をたたんだり、アイロンがけをするのに便利なカウンターを造り付けておくのです。

このような作業カウンターがあることでママの空いた時間にここでお茶をしたり、パソコンを使用したりあらゆる用途で利用することができるのです。広さに余裕があればここの壁一面を利用してファミリークローゼットを設けておくのです。そうすればたたんだ洗濯物を井戸することなくその場でしまうことができ家事の効率がグンと高まるのです。洗う・干す・たたむ・しまうという作業が一か所で行える家事スペースを主婦が憧れるのも納得できるのではないでしょうか。

キッチンからの視線

家事を行う女性にとって住宅の中で一番重要なのがキッチンではないでしょうか。最近では対面式キッチンが人気です。対面式キッチンにすることで、料理中や後かたずけの間も家族とのコミュニケーションを楽しむことができます。

また、キッチンで作業している間もリビングで遊ぶ子どもと一緒に会話を楽しむことができます。ダイニングと対面する形の場合、ダイニングとの距離が近く、カウンターを設けそれを活用させることで、配膳や片付けの手伝いもしやすくなります。カウンターの立ち上がりがあると、キッチンがリビングから見えにくく、ソファをキッチンに背を向けて配置することで来客時も気兼ねが少なくなります。

キッチンとダイニングが隣り合う形は、配膳や後かたづけの動線が短く、横移動で移動のしやすさも高まります。お互いに顔が見えるので会話がしやすいという魅力がありながらも、リビングスペースを広めに確保できる配置でもあるのです。家族で過ごす時間が多いことを想定し、カジュアルな雰囲気のLDKになります。

キッチンを対面式にすること、そしてリビングの延長に設けた和室にまで目線が行き届くようにすることで、キッチンで家事をしながらもリビングや和室で過ごす子どもの行動が全て把握できストレスフリーになり、家事と育児の両立がしやすくなるのです。

また、小学生頃の子ども達はリビングやダイニングで勉強を行います。しっかりとリビングやダイニングの一角にスタディーコーナーを設けておくと、子どもの勉強している姿も確認でき、家事の手を止めることなく宿題のチェックも行えて便利なのです。キッチンからの視線を大事にしてみて下さい。

シューズクローク

住宅に収納スペースの確保は欠かせませんが、玄関スペースにも大容量の収納があると便利です。靴は一人一足だけにおさまらず一人が何足も持っています。家族が多ければ収納する靴が増えるのも当たり前です。新築を建てた友人宅に遊びに行った時に初めてシューズクロークの良さを感じました。

シューズクロークって何?と感じる人も多いでしょう。シューズクロークとは玄関横に靴を履いたままの状態で出入りすることができ、靴をはじめ色々な物を収納できるスペースのことです。友人宅は壁にたくさんの靴などをきちんと並べて収納できる棚を設け、棚の下の空間には子どもの三輪車や旦那さんが使用する自転車を収納していました。玄関スペースに多くの面積を要しますが、子どもの外用の遊び道具や大切な自転車を安心して保管することができ、別に外へ収納庫を設けずにすむので費用面でも防犯面においてもいいと思います。

玄関とそのシューズクロークにドアを設けることで、お客さんが来ても収納している部分を見せず、尚且つ玄関をスッキリさせることができます。シューズクロークに換気扇や小窓を設置することで気になる靴の臭いや湿気を逃すこともできます。靴などを収納する棚だけでなく、普段使用する上着を掛けるポールを設置するなど少し工夫することで、上着を取りに行く手間や帰ってきた際上着をなおす手間も省け、効率の良さを実感できることでしょう。玄関部分にも動線を考え、大容量の収納スペースを確保することで生活のしやすさが格段に変わってくることでしょう。新築を建てる際にはシューズクロークの設置は欠かせなさそうです。

和室を最大限に活かした家

最近では和室のない家が増えてきましたが、我が家はあえてこの和室に注目した家造りをしました。リビングの延長上に設けた和室は、洋風リビングとの調和を取るために小上がりにしました。和室の高さにもこだわりました。段差がありすぎると行き来がしにくいですし、中途半端な高さではつまづいてしまいます。腰を下ろすのに最適の高さを採用したのです。

リビングと高低差を付けることで和と洋の空間にメリハリをつけることができますし、休憩場所として最適の和室となっているのです。腰を下ろしてゆったりとしたいと思っても、リビングのソファは家族が占領していることが多いです。和室を小上がりにすることで、ゆったりと腰を下ろせ、そのまま体を倒して休憩することができます。高さがあるため、立ち上がりもスムーズにおこなえるので、最高の休憩場所です。

小上がりにしたことで、畳の下にはデッドスペースが生まれます。このデッドスペースを活かして収納スペースを設けることもできました。和室で使う座布団を収納したり、子どものおもちゃを収納したりと便利な収納スペースとなっています。

この和室には子ども達のスタディコーナーを設けたのです。カウンターを設けて、その下には小上がりを活かして足をゆったりと伸ばせる造りにしました。カウンターの上部にはキャビネットを設けて勉強道具をしっかり収納するスペースも設けました。いざという時には建具で仕切れば勉強への集中力も高められます。この和室を設けたことで、和室により魅力を感じられるようになりました。

回遊型のリビング収納

家族が長時間過ごすリビングこそ収納を充実させるべきなのです。いろいろなことをして過ごすリビングは物で溢れやすい空間なのです。例えば、外出先で着ていた上着がいつまでもソファの上に置きっぱなしになっている光景をよく見かけませんか?また持ち歩いたカバンがいつまでもリビングの床に置きっぱなしになっているのもよくあることです。子ども達が帰宅すると幼稚園カバンや帽子、ランドセルが散らかりリビングの快適性は失われてしまい、一気に生活感で溢れた空間になってしまうのです。

リビングの居心地を高めるためにも物で溢れてしまわないようにリビング収納を充実させる必要があるのです。そこで我が家はテレビ台奥に回遊型のリビング収納を設けました。ウォークインタイプのリビング収納で、収納力に優れています。物が片づけられることで、リビングのインテリアも引き立ちますし、快適性の高まるのです。このようなリビング収納があると、とっさの来客時でもサッと物が片付けられて生活感を感じさせない空間を作りだせるのです。

ここには子どものおもちゃを始め、上着を一時置きできるようにコートクロークを設けました。可動オープン棚を一面に設けました。収納する物に合わせて棚をアレンジできるのでデッドスペースを生まず物がきちんと片づけられています。ここの一部分をスタディコーナーとしています。ランドセルを片付けるこの場所にスタディコーナーがあることで宿題や勉強への取り掛かりもスムーズになります。リビングとの境には建具で仕切れるようにしたので、テレビの音もそんなに気になりません。回遊型なので動線がスムーズなのも便利です。家族で物を共有しやすくなりリビング収納を充実させて良かったと思っています。

素材にこだわった家

我が家は夢のマイホームを注文住宅で建てました。注文住宅のいいところは、使用する素材、間取り、設備など自由に自分達好みに仕上げることができることです。そこで我が家は使用する素材にこだわってみました。

最近では住宅の高気密・高断熱化が進み、化学物質を含有した建材も多く出回っています。このような建材を使用することで、ハウスシック症候群を引き起こしてしまうこともあります。せっかく購入したマイホームが家族の健康を損なってしまうような家では意味がありません。そこでまず我が家は肌が直接触れる床を、地元の杉を使用した無垢材の床にしました。

無垢材の床は触感がいいのです。合板の床だと夏はペタッと張り付いたような感触ですし、冬は冷たくで裸足で歩くことができません。しかし無垢材の床であれば、夏はサラサラした肌触りで、冬はほのかに温かみを感じられるため一年を通して裸足で暮らしたくなる家になるのです。

壁はクロスではなく漆喰にしました。漆喰は調湿効果に優れています。室内の水分が多いと吸収してくれ、逆に乾燥していると水分を放出してくれます。梅雨時期など外がジメジメしている時でも、住宅内に一歩足を踏み入れるとカラッと心地いい空間が広がっているのです。また冬場は女性はお肌の乾燥が気になります。漆喰は室内の乾燥を防いでくれるのでお肌に適度な潤いを感じられるのです。また室内の嫌なニオイや、人体に悪影響を与えると言われているホルムアルデヒドを吸着してくれる働きもあるので室内をより快適に、そして家族の健康を守れる家になるのです。素材にこだわった家造りをしてみるのもいいと思います。